人材採用に効くオフィス空間の提唱
株式会社翔栄クリエイト 代表取締役 宇佐神 慎
当社は、業績を上げるためのオフィス空間のトータルコンサルティングを行っています。
例えば、人材の採用や定着、モチベーションアップやブランディング、セクション間の問題など、企業によって抱える問題は様々です。こういった各企業の問題の一つ一つを解決するため、その組織と連動させて、具体的な空間デザインに落とし込んで、提案しています。
では、どういうふうにすれば業績を上げられるのか、人材の採用という点にスポットを当ててお話ししたいと思います。

企業は、「法人」とも言います。この「法人」とは、法律上定められた人格の事で、ある意味、人と同じなのです。
人には、心や頭、そして外見がありますよね。それと同じように、企業にも理念や戦略、外見があります。人が「この人と付き合いたいな」と思う時というのは、直感であったり一目惚れであったりしますが、このファーストインプレッションは、外見に起因することがほとんどです。企業も同じで、「この会社に入りたいな」と思うきっかけは、外見から受けるファーストインプレッションに因ることが多いのです。
実際、弊社の2007年度の新卒入社社員6名に、「翔栄クリエイトのオフィスがもし普通のオフィスだったら応募していたか?」と質問したところ、全員が「応募していなかった」と言うんですよ。
募集媒体として使用した就職サイトには、何千社ものオフィスの写真が掲載されていますよね。その中からエントリーに結びつけるには、まずは、パッ!と直感的に「ここだ!」と受け止めさせることが必要です。エントリーがなければ話になりませんから。その写真に不可欠なのは、社員の笑顔と、その笑顔が絵になるバックのオフィス空間なのです。
人を集めると言っても、単に人が来ればいいという事ではありません。的を射た人に来てもらわなければ意味がありません。ですから、その会社の個性を引き出して、これを表すオフィス創りを念頭に置いています。
そのため、その会社の社長の想いや企業理念をしっかりヒアリングし、これを踏まえた上でデザインをさせていただきます。
社長に何の想いも理念もなく、目指す方向が定まっていない会社ですと、デザインの方向性も定まりません。想いがあってこそ外見は生きるものです。想いのない会社が単にかっこいいだけのオフィスを作り、それで採用活動をして人を集めたとしても、来た人はそれを察し、最終的に入社したいとは思わなくなるでしょう。
人もしつけや習慣から入るように、企業もオフィス環境を整えることから始めることが重要です。想いや理念のしっかりした企業がこれを行うと、その会社が目指すにふさわしいワンランク上の人材の採用が可能となるでしょう。そしてその整えられたオフィス環境は、社員が自走することを可能にし、企業の想いを実現することが出来るのです。







